どんなマッサージ?
タイ古式マッサージは、掌、拇、拳だけではなく、肘、膝、足なども使い、お客の背中に直接乗って体重を掛けた施術法もあります。さらにタイ古式マッサージの最大の特徴ともいえるストレッチがあり関節や筋肉をほぐします。
世界各国にマッサージなるものが存在しますが、このタイ古式マッサージの技法の多さには叶わないといわれます。実は、本家タイ国に「ワットポー式」と「チェンマイ式」があり、「チェンマイ式」はストレッチのバリエーションが多いことで知られます。

血行とリンパの流れを良くすることで体調を根本から改善しようとする「ワットポー式」と、筋肉疲労の改善を重要視する「チェンマイ式」ですが、施術者によってそのやり方も様々です。一般的には2時間の「ワットポー式」で、気のきいた施術者はお客の状態に応じていろいろ独自の手法を交えてくれるたりもしますが、ほとんどの場合バンコクのワットポーで教えられた手順通りに行なわれます。
ちなみに正式なタイ語は「ヌアットボーラン」といい、欧米では100年ほど以前から親しまれていますが、英訳することが難しかったためか、マッサージ、ボディーワーク、カイロプラティックなどと称される場合もあます。また、現代では西洋医学の代替医療としてタイ古式マッサージやをはじめとした東洋医学を採用する医師も増えているようです。
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