タイ古式マッサージの技法
タイ古式マッサージは、インドの「アユールヴェータ」、中国の「トゥイ・ナー」、日本の「指圧」と技法体系を同じくし、これらを合わせもっています。
人体には72,000もの見えないエナジーラインがあると考えられています。タイ古式マッサージは、このエナジーラインのうちもっとも重要と思われる10本に注目し、これを「SEN」と呼んでいます。この10本の線と生命の点に対する手掌圧迫と圧迫移動に、ヨガ技法を導入した筋肉の伸縮、背骨、骨盤、関節などのストレッチが含まれます。
不調の根源は足にあるという考えから、マッサージは足から始まります。関節の付け根を押さえ、血の巡りを一瞬止めるなど、血液コントロールを行いながら、徐々に身体の上部へ向かって全身をほぐしていきます。
その場しのぎとは違い、血行を促しながら筋肉の柔軟性を高め、体質を改善するのがタイ古式マッサージです。セラピストが拇指や掌だけでなく足や肘、膝を使ったさまざまな技法で施します。
その他、日本国内ではまだ数少ないと思いますが、薬草玉を使ったハーブマッサージがあります。体に押し当てるというのか、これもまた独特な手法で、美容効果抜群のようです。これと類似したものにハーブサウナもあります。ともに若返るかのようにとても気持ち良くなります。